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相模原で「スーパーオープンスタジオ」-114人の作家がアトリエ一斉公開

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 100人を超える美術作家の制作現場を紹介する「スーパーオープンスタジオ」が10月18日より、橋本エリアで開かれる。主催はアートラボはしもと(相模原市緑区大山町1、TEL 042-703-4654)。

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 美術大学が点在する相模原市・町田市・八王子市の「042アートエリア」には、倉庫や空き家などを利用した若手作家グループのスタジオ(作品制作場)が数多く、市内にとどまらず全国の美術館やギャラリーの展覧会で活躍している。

 スタジオでは日々作品が作られているが、制作場であるため地域の人々が訪れることもなく、近くのスタジオ同士でありながらも意外なほど交流は少ないという。同企画では、それらのスタジオを一斉に公開し、地域の人々に向けて制作活動の公開やワークショップを実施すると同時に、作家たちが相互に行き来し、その関係性をより深めることを目的とする。

 今年で2回目。昨年の取り組みが好評だったことから参加者が増えたという。期間中、22軒の共同スタジオ・114人の作家の制作現場を一般公開。全体のインフォメーションを兼ねるアートラボはしもとでは、石坂翔さんと鮫島大輔さんによる巨大な木造駆動式作品の制作、8人の若手作家による作品の展示、親子向けワークショップなどを予定する。

 「スタジオを公開するオープン事業自体は少なくないが、これほど多くのスタジオが参加する例はなく、全国最大規模ではないか。様々な表現が生まれる最前線のスタジオでの出会いを楽しんでいただければ」と企画担当者。

 開催時間は10時~18時。オープンのスケジュールは各スタジオによって異なる。水曜休館。観覧無料。11月9日まで。

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