相模原が舞台のご当地アニメ「ツブ★ドル」のイラストを商品ラベルにあしらった地ビールの販売促進イベントが7月12日、スリーエフ富士見町店(相模原市中央区富士見4)で行われた。
同商品は、ツブ★ドル制作委員会と「さがみビール」を製造する黄金井酒造とのコラボレーション企画。ラベルにアニメの主人公「相模あすか」を配し、「女性にも手に取ってもらいたい」とポップなデザインに仕上げた。2000本の限定販売。350ミリリットルボトルで、価格は550円。
イベントには、相模原ご当地アイドル「つぶつぶ★DOLL」のメンバー、菜花(なのか)さんとリコさんが参加。「ツブ★ドル」メンバー8人の非売品缶バッジを購入者に進呈するとあって、まとめ買いするファンも見られた。
企画に関わった渡辺酒店(同)の渡辺康弘社長は「地ビールの敷居が低くなる。通常ラベルの商品と比べて売れ行きが全然違う」と笑顔を見せた。今後、相模原市内を中心に、酒販店、コンビニエンスストア、居酒屋などで販売する予定。
「とても飲みやすいので、ビールが苦手という人にもおすすめ」とリコさん。「飲み過ぎないように気をつけてね」(菜花さん)とも。
「ツブ★ドル」は、どこにでもいそうな女の子たちが、ご当地アイドル活動を通して相模原市に元気を与える物語。「アニメの力で地域貢献」を目的に、地元のクリエーターや商業者らが協力。竹達彩奈さんや洲崎綾さんなど若手人気声優を起用したオリジナルドラマ制作、キャラクターを生かした商品開発やシティーセールスに取り組んでいる。