神奈川県住宅供給公社は9月1日より、相武台団地(相模原市南区相武台団地2)の活性化プロジェクトでカフェなどを運営する参画者を募集している。
「相武台団地商店街グリーンラウンジ・プロジェクト」は、国の補助制度「住宅団地型既存住宅流通促進モデル事業」を活用し、空き店舗を活用したカフェ運営に加え、商店街前広場の活用やイベントの開催などにより団地外から商店街への新たな人の流入を促進する。
同団地の商店街は、昨今の人口減少や少子高齢化に伴う消費・購買力の低下、団地周辺への競合店の台頭などから、商店街のシャッター化が進行しているという。
対象店舗は、1階が40.85平方メートル、2階が42.75平方メートル。賃料は月額5万6,160円(税込み・別途共益費として2,000円)。敷金は31万2,000円、賃料は支払始期日から6ヵ月間フリーレント。
応募には、「店舗の経営経験が5年未満」「相模原市・座間市内に在住・在勤・在学経験」「地産地消の取り組みを行う」など、いずれかの条件を満たすことが必要。
公募開始は9月1日、現場説明会は9月9日、公募終了は9月18日、選定結果公表は9月30日、賃貸借契約の締結と物件の引渡しは12月上旬。
同団地は小田急小田原線「相武台前」駅下車後徒歩19分。戸数は賃貸住宅448戸・分譲住宅2,083戸の計2,531戸。開発面積は約31.4ヘクタール、人口4,440人(2015年7月1日現在)。