J3リーグに所属するSC相模原の新体制発表会見が1月30日、相模原市内のクラブハウスで行われ、ブラジル人選手の加入や川口能活選手のキャプテン就任などが明らかになった。
新加入は11人。GK川口選手のほか、FW=深井正樹(V・ファーレン長崎)、アレシャンドレ・バロテッリ(ブラジル、ボアEC)、MF=菊岡拓朗(コンサドーレ札幌)、牧内慶太(ブラウブリッツ秋田)、岩渕良太(FC琉球)、普光院誠(関東学院大学)、DF=川上典洋(タイ、トラートFC)、ルーカス・タバレス(ブラジル、ポルトゲーザ・デスポルトス)、保崎淳(FC鈴鹿ランボーレ)、石垣徳之(暁星国際高校)の各選手。既存13人を含め計24人でスタートする。
注目はブラジルから来日した2選手。191センチの長身ストライカーでアトレチコ・ミネイロ、インテルナシオナルでのプレー経験があるアレシャンドレ選手は「アピールポイントは高さと強さ。得点力を期待してほしい」と挨拶。
ルーカス選手はフルミネンセFC、マドゥレイラECでもプレーした187センチの長身ディフェンダー。「ガッツあふれるプレーを期待してほしい。ブラジルの家族のためにも成功したい」(ルーカス選手)。
望月重良代表は「降格チーム、J1・J2のU-23チームの参戦などにより、J3で勝つのは難しくなっている。恵まれた環境ではないが、サプライズを起こしてJ3の頂点に立ちたい」、薩川了平監督は「プロをスタートした神奈川で監督できることに感謝している。今までと違うSC相模原を見せたい」などとそれぞれ意気込みを見せる。
キャプテンはチーム最年長の川口選手。「みなさんも期待しているはず。経験を生かしてチームを引っ張ってもらいたい」と薩川監督。川口選手は「リーグ優勝を目指して、代表、監督、相模原市民のために全身全霊で頑張る」と力強く語った。
J3リーグ開幕戦は3月13日、相模原ギオンスタジアムでFC東京U-23と対戦する。