第21回全日本フットサル選手権大会の決勝戦が3月13日、国立代々木競技場第一体育館で行われ、ペスカドーラ町田が名古屋オーシャンズに5対3で勝利。王者を下し、プレーオフ敗退の悔しさを晴らした。
試合は、町田が横江怜のダイレクトボレーで先制するも、名古屋がすぐさま逆転。激しい攻防のなか、3対3で試合を折り返す。後半、森谷優太のアシストから金山友紀とボラが得点を重ねると、名古屋のパワープレーをしのいだ。
現チーム名になってからの初優勝。今シーズンで退団が決まっているボラは2得点の活躍。「決勝までの道のりは険しかったが、そこにたどり着いて、そこでもそれで満足をせずに強い気持ちを持って戦ってくれた選手たちを誇らしく思う」と岡山孝介監督。
大会MVPの金山友紀は「(予選落ちした)フットサル日本代表の試合後、初めてのフットサル界にとって大きな舞台。本当に気持ちのこもったプレイを最初から最後までやって、フットサルは本当におもしろいんだということを少しでも多くの人に感じてもらいたいという思いで臨んだ」と話す。