自主制作映画祭「オンチ映画祭」が9月20日・21日、町田市民フォーラム(町田市原町田4、TEL 042-723-2888)で開催される。主催はオンチ映画祭実行委員会。
既存の安定した面白さから少しズレた「オンチな作品」を上映する同映画祭は今年で9回目。同実行委員会がセレクトした作品と一般公募作品、計10作品を上映する。
上映作品は、セレクト作品=「A・Y・A・K・A」(大橋裕之監督)、「僕たちの日々」「かすみちゃん」(勝又悠監督)、「サイクリングヤング」(井村征爾監督)、「MHKスポーツ講座 審判」(小島裕太郎監督、玉田康人監督)、「過去を写す鏡」(真柳美苗監督)、「山名FC(KIDS PARTY !)」(中村英人監督)。公募作品=「地獄のタマコちゃん」(庄司一樹監督)、「コマンダー」(寺田幸弘監督)、「齋藤さんといっしょ。」(大石フジコ監督)。
上映会以外にも、オーバーハウゼン国際短編映画祭(ドイツ)、プレアデス国際短編映画祭(フランス)など世界各地の映画祭に招待されている勝又悠監督のトークショーや、シンガーソングライター「ラブアタックイブ」のミニライブを開催する。
同祭実行委員会の中村元洋代表は「自主映画は、お金も機材も人材もないという『ないものづくしの』環境で作られた作品が多い。それがつまらないかというと、そうでもない。作り手に対する親近感や、逆境から生まれたアイデア、見ている人が『自分でもできるのではないか?』という新たな発見があったりする。商業映画とは一歩違った面白みのある自主映画を広く浸透させていきたい」と意気込みを見せる。
両日とも上映開始時間は18時30分。入場無料。