町田市は11月13日より、プラザ町田(町田市原町田4)5階~7階の「町田市文化交流センター」のネーミングライツ(施設命名権)のスポンサー企業を募集している。
町田市がネーミングライツを導入するのは今回が初。同センターへの導入により、安定的な経済基盤となる財源を確保し、「市民センターや公民館とは差別化した、ホテル並みのサービス」(産業観光課)を継続的に提供することを狙う。
町田市は昨年9月、文化振興と中心市街地活性化を目的として、旧日本郵政公社から「ぱ・る・るプラザ」を約21億円で購入。5~7階を同センターとして活用。6つの会議室と140人以上収容できるホールのほか、スタジオ、ギャラリー、テラスなどを備える。指定管理者は町田まちづくり公社。地下1階と2階~4階は商業施設、1階は町田駅前郵便局として使用されている。
ネーミングライツの契約期間は5年間で、年額600万円以上(消費税及び地方消費税別)での契約を希望する。名称変更時期は2009年4月を予定。選定は、選定委員会が提示契約金額や契約期間などを総合的に判断する。募集は来年1月30日まで。