小林養鶏農園(町田市相原町、TEL 042-772-7007)は現在、「大寒卵(だいかんたまご)」の予約販売を受け付けている。
「大寒」は二十四節気のひとつで1月20日ごろを指す。風水では、この日に生まれた卵を食べると1年の間、金運と健康運が上がると言われている。
同園は1960年、研究医だった小林幹夫さんが開設した。「鶏を健康に育てれば自然とおいしい卵が生まれるはず」という信念を親子二代にわたって守り続ける。薬品・添加物を使用せず、鶏が自然に放たれた状態で摂取している飼料に近づける工夫を凝らし、国産鶏「ゴトウ交配種さくら」をケージ飼いする。「以前は平飼いをしていたが、衛生面を考慮し有精卵以外はケージに変えた」と同養鶏農園二代目の小林達幸さん。
同園が生産する卵は、テレビや雑誌で安全性やおいしさが紹介され、高級レストランでも採用されている。「卵は冬がおいしい。夏と比べて鶏の健康状態が良好で、卵の栄養価が高い」(小林さん)。
「1月20日に生まれた卵を売ってほしいという問い合わせが3年前に突然増え、大寒たまごを知った。食べて金持ちになったという話を聞いたことはないが、風水でそう言われるのなら、そういう人もいるかも。金運、健康運が上がらなくてもノークレームでお願いします(笑)」(同)。
販売個数は7,000~8,000個。価格は、Mサイズ=2,415円(30個)、Lサイズ=2,940円(40個)。MSとSサイズは完売。同園とネットショップで販売する。