SC相模原は1月10日、相模原市民会館(相模原市中央区中央3)で2025シーズン新体制発表会を開き、新加入選手、背番号、新ユニホームを披露した。
昨季は戸田和幸監督をシーズン中盤で解任するもJ2昇格を逃した。今季は悲願達成に向けて、シュタルフ悠紀リヒャルト監督が続投する。
新体制発表会は、シュタルフ監督、新加入選手9人、契約更新6選手が登壇。シュタルフ監督は「昨シーズン終了直後から2025シーズンでいいスタートを切るために全力で作業するなかで、クラブ全体としての一体感を感じている。道はけわしく、くじけそうになる瞬間があっても、このメンバーならば乗り越えられると確信している」と激戦が予想される今季を展望。
「よりスピーディーでエキサイティングなフットボールでかならずJ3のタイトルを掴み取る」と力強く宣言した。
新加入は1月10日現在、GK=猪瀬康介(ブラウブリッツ秋田、31)、DF=河野諒祐(ファジアーノ岡山、7)、常田克人(松本山雅FC、33)、中塩大貴(ザスパクサツ群馬、36)、MF=島川俊郎(台中FUTURO、4)、竹内崇人(筑波大、17)、杉本蓮(関西福祉大、24)、FW=左部開斗(沖縄SV、19)、加藤拓己(清水エスパルス、23)、高井和馬(松本山雅FC、80)の10選手(カッコ内は前所属チーム、背番号)。三鬼海選手がFC町田ゼルビアから完全移籍した。
登壇した選手は、J3優勝とJ2昇格に向けて意気込みを語る。3シーズンぶりのチーム復帰となる加藤選手は自分のニックネームをもじって、「ゴリッソゴールをお見せしたい」とサポーターに約束した。
SC相模原がJ2ライセンスを延長するためのスタジアム計画提出期限は6月に迫る。昨季の新体制発表会で示した、「練習拠点の整備」もJ2ライセンス交付要件のひとつ。クラブにとってピッチ内外の両面で勝負のシーズンとなる。