ジャパンラグビー・リーグワン ディビジョン1第4節が1月12日、相模原ギオンスタジアム(相模原市南区麻溝)で行われ、三菱重工相模原ダイナボアーズ(以下、相模原)がコベルコ神戸スティーラーズ(以下、神戸)に34対26で勝利した。入場者数は3638人。
トップリーグ以前も含めて相模原が未勝利の難敵、神戸との一戦。相模原は立ち上がり、神戸のアタックをターンオーバー。カウンターでカートリー・アレンゼが約70メートルの独走先制トライ。勢いに乗った相模原はさらに2つのトライを重ねると石田一貴選手が50メートル近い距離のペナルティゴールを決めて、神戸を突き放し、24‐7で試合を折り返す。
後半、相模原がトライを先取するも神戸が反撃。相模原の反則で1人が退場する間に3トライを奪われ、34-26と迫られる。それでも相模原は、スクラムとラックで時計の針を進めて逃げ切りに成功。歴史的な勝利を挙げた。
試合後、岩村昂太キャプテンは「(相模原は)もともと2部から上がってきて、こういった勝利は“ジャイアントキリング”と言われることがよくあったが、われわれはもうそういう立ち位置ではなくて、どんどん上位チームを食えるような立ち位置にいると思う。そういったチームだと証明できたことはすごく嬉しい」と話す。
次のホストゲームは2月1日の第6節交流戦、相模原ギオンスタジアム(相模原市南区麻溝)でクボタスピアーズ船橋・東京ベイと対戦する。