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J3リーグ第2節が2月22日、相模原ギオンスタジアム(相模原市南区下溝)で行われ、SC相模原は栃木SCに1-0で勝利した。入場者数は4993人。
相模原は、今季加入したベテランの島川俊郎と常田克人、欧州リーグで戦ってきたGKノアム・バウマンとDFケヴィン・ピトリック、筑波大卒ルーキー竹内崇人の5選手が先発メンバーに名を連ねる新布陣。
試合は開始3分、髙木彰人選手の2試合連続ゴールで相模原が先制。高野遼選手のゴールライン際からの折り返しを中央で髙木が合わせる。これが決勝点となり、相模原がホームで今季初勝利をあげた。
試合後、シュタルフ悠紀リヒャルト監督は「今季最初のホームゲームにたくさんの方が来てくださった中、勝利を届けることが大切だった。1-0という形でも勝ち点3を獲得できたのは非常に良かった」と話す。
試合前には昨季で現役を退いた竹重安希彦選手・瀬沼優司選手の引退セレモニーが行われた。両選手ともに相模原と栃木でプレーした。
竹重選手は「思い入れある両クラブ、SC相模原と栃木SCの試合のタイミングでセレモニーを開いていただいて、感謝しかありません」とスピーチ。ホームタウン活動を担う「ジモトアイアンバサダー」を継続する相模原市出身の瀬沼選手は「選手とは違った形でクラブに貢献できるように頑張っていきます」と話し、両クラブの発展を祈念した。
相模原の次のホームゲームは3月1日、鹿児島ユナイテッドFCと対戦する。