
ジャパンラグビー・リーグワン ディビジョン1第15節が4月12日、ベネックス総合運動公園 かきどまり陸上競技場 (長崎県)で行われ、三菱重工相模原ダイナボアーズ(以下、ダイナボアーズ)が横浜キヤノンイーグルス(以下、イーグルス)に38対28で勝利した。入場者数は4261人。
三菱重工の創業地、長崎でダイナボアーズにとって2度目の試合。前回の対戦でイーグルスに圧倒されたセットピースで優位に立ったダイナボアーズが、プレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれた吉田杏選手らの活躍により、神奈川ダービーで初勝利を収めた。
この試合でリンディ真ダニエル選手がチーム最多の121キャップを達成し、選手から祝福を受けた。
今シーズンは残り3試合。ダイナボアーズが入替戦の回避に大きく前進するとともに、6位以上のプレーオフ進出にも可能性を残した。
試合後、岩村昂太キャプテンは「長崎で、リーグワンで初めてイーグルスに勝利することができて嬉しい。選手一人ひとりが自分の役割をしっかりと遂行することにフォーカスした結果、流れをもう1回こちらに引き寄せることができた」などと話す。
今季最後の相模原ギオンスタジアムでの試合は5月3日、東芝ブレイブルーパス東京と対戦する。