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相模原ライズ、パールボウル白星発進 海老名ミネルヴァを完封

タッチダウンパスをキャッチするライズのテイ・カニンガム選手

タッチダウンパスをキャッチするライズのテイ・カニンガム選手

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 社会人アメリカンフットボール「Xリーグ」の春季公式戦「パールボウルトーナメント」1回戦が5月3日、海老名運動公園陸上競技場(神奈川県海老名市中新田)で行われ、ノジマ相模原ライズ(以下、ライズ)が富士フイルム海老名Minerva AFC(以下、ミネルヴァ)に48-0で勝利した。

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 それぞれ相模原市と海老名市をホームタウンとするチームによる神奈川ダービー。試合前、本村賢太郎相模原市長、内野優海老名市長があいさつし、海老名市のイメージキャラクター「えび~にゃ」も応援にかけつけた。両チームは昨秋にも対戦し、31-11でライズが勝利している。

 ライズの新登録メンバーは、関東学生リーディングラッシャーRB星野真隆選手(立教大学出身)、ライズのジュニアクラブ出身RB瀬戸山恭太選手(Culver-Stockton College出身)、DL永山開一選手(早稲田大学出身)らルーキー、日本代表経験をもつ岩本卓也選手など計11人。

 ライズの城ヶ滝一朗ヘッドコーチ(HC)は就任6期目。「やり切る、勝ち切るを練習から意識して、今まで以上に強い気持ちで日本一を目指していく」と意気込んでシーズンを迎えた。

 試合は、コイントスで勝ったライズが攻撃権を選択。最初の攻撃で、3回連続ファーストダウンを更新するなどテンポよく相手陣地に攻め入り、WRテイ・カニンガム選手の20ヤードタッチダウン(TD)ランで先制。

 直後のミネルヴァの攻撃をDB政岡和志選手のインターセプで寸断すると、QBカート・パランデック選手がカニンガム選手へのTDパスに結びつける。第2クオーター序盤、K/P竹内空選手が21ヤードフィールドゴールを決め、中盤には、フォースダウン2ヤードでギャンブルを選択。ボールを保持するパランデック選手は、相手ディフェンスを避けて25ヤード付近まで下がると、エンドゾーンにいるカニンガム選手をめがけて投球する。やや高めのパスになったが、同選手はディフェンスをかわしジャンプして捕球。リードを広げて試合を折り返す。

 勢いに乗るライズは後半にも、RB川村龍ノ介選手や瀬戸山選手がTDランを決めるなど得点を重ね、ミネルヴァの攻撃をシャットダウンした。

 試合後、城ヶ滝HCは「試合への入りがすごくよかったし、最後にもしっかり点をとることができて、いい感じで終われた。秋季のことは考えず、まずはパールボウル優勝を目指す」と語った。

 ライズは5月25日、富士通フロンティアーズと対戦する

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