
J3リーグ第13節が5月18日、相模原ギオンスタジアム(相模原市南区下溝)で行われ、SC相模原はFC大阪に1-2で敗れた。入場者数は2296人。
先週のリーグ戦と天皇杯・神奈川県代表決定戦に勝利し、ここから巻き返しを図りたい13位の相模原が2位の大阪を迎えての一戦。
試合は大阪のペースで始まるも、堅守でしのいだ相模原が徐々に押し返してスコアレスで試合を折り返す。先制は大阪。GKバウマンが弾いたPKを詰めていた選手に押し込まれる。さらにセットプレーでも失点。
2点を追う相模原は終盤、パワープレーで大阪ゴールに迫ると、途中出場のラファエル フルタード選手がクロスボールを頭で流し込む。なおも攻め立てたがタイムアップ。
試合後、相模原のシュタルフ悠紀リヒャルト監督は「(立ち上がりに大阪の)徹底されたダイレクトフットボールや球際の強度に面食らってしまっていた。こちらが強度を高く対抗しようと思ってもFKになってしまうといった外的な要因も関係していた」と振り返る。
チームは5試合ぶりの黒星で14位に後退。「諦めるという意味で下を向いている選手はひとりもいない。前進している手応えは感じている。それを必ず証明してやろうという結束力と、反骨心もある。必死にもがいてそこを早く手繰り寄せていきたい」(シュタルフ監督)
相模原の次のホームゲームは6月14日、高知ユナイテッドSCと対戦。「SAGAMISTA ENERGY FES 2025」と題して、ホームタウンの小学生を無料招待。よさこいや和太鼓演奏などのイベントを予定し、試合後には花火を打ち上げる。