
町田市内のファミリーマート5店舗で9月9日、「ファミマフードドライブ」が始まった。
ファミマフードドライブは、ファミリーマートの店舗を窓口に、家庭で余っている食品を地域のフードバンクや福祉施設、子ども食堂などを通じて、食料を必要としている人々に寄付する活動。2025年8月末現在、全国4746店舗、協力パートナー653団体のネットワークを構築している。
市内では町田市社会福祉協議会が協力パートナーとなり、寄付された食品を定期回収して、必要な人に届ける。対象店舗は、町田鶴間店、南町田北店、南町田四丁目店、東名町田店、町田成瀬が丘店の5店舗。
取り組みを推進するため、10月31日まで、スヌーピーとコラボした限定デザインの「ファミマフードドライブ寄付受付BOX」を5店舗とスヌーピーミュージアム併設の「ピーナッツカフェ」に設置。スヌーピーオリジナルの壁紙を進呈するキャンペーンも実施する。
町田市社会福祉協議会の深澤勝会長は「今回の取り組みを実施することで、食支援が必要な方や子ども食堂・地域食堂などへの、よりきめ細やかな支援につながるものと確信している」と期待を寄せる。
ファミリーマートの大澤寛之サステナビリティ推進部長は「町田市に、いつでも気軽に社会貢献活動に参加できる場所を提供できたことで、より一層の地域密着を実現していく」と話す。