
WEリーグ第7節が9月20日、相模原ギオンスタジアム(相模原市南区麻溝)で行われ、ノジマステラ神奈川相模原はAC長野パルセイロ・レディースに3-0で勝利した。入場者数は1212人。
相模原は試合に合わせて「相模原市民DAY」を実施。市民らを無料招待し、相模原市長がチームを激励。ホームタウンチームのマスコットやチアも応援に駆けつけた。
試合は相模原が両サイドからチャンスを量産。大竹麻友選手がペナルティエリア内へドリブルで仕掛けたところを倒されてPKを獲得。これを大竹選手が自ら決めて相模原が先制。1分後には築地育選手が左サイドを崩し、中央に折り返したところを大竹選手が合わせてネットを揺らす。
後半、長野へ流れが傾きかけたところで、笹井一愛選手が長野の前線へのパスをカット。伊東珠梨選手がロングシュートを決める。長野の反撃を抑えて、今季ホーム初勝利をあげた。
試合後、小笠原唯志監督は「大勢のサポーターのおかげで、選手たちは3点を取って0点に抑えるいいゲームができた。皆さんにエネルギーを与え、頑張るきっかけを作るというプロとしての使命を果たせたと思う」と話す。
次回のホームゲームは9月23日、相模原ギオンスタジアムで日テレ・東京ヴェルディベレーザとの今季2回目の対戦を迎える。前回は0-5で大敗した相手に、小笠原監督は「システムを変えて臨む。この前の対戦では(選手のポジションが)下がってやられたので、前から行って結果を見たい。そうでなければ次に繋がらない」と明かす。