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相模原ライズ、地元で快勝 無敗記録更新、プレーオフ進出へ

インターセプトリターンタッチダウンを2本、タックルを4本決める活躍を見せたレッドワイン選手。Photographs by Kohei SAEKI
 ©Official RISE pics

インターセプトリターンタッチダウンを2本、タックルを4本決める活躍を見せたレッドワイン選手。Photographs by Kohei SAEKI ©Official RISE pics

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 社会人アメリカンフットボール「X1スーパー」第5節が10月26日、相模原ギオンスタジアム(相模原市南区)で行われ、ノジマ相模原ライズ(以下、ライズ)がオール三菱ライオンズ(以下、ライオンズ)に38-14で勝利した。今季成績を4勝1分とし、プレーオフ「ライスボウルトーナメント」への出場権を獲得した。

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 この日は年に一度の「相模原市長杯」をかけたホームタウンゲーム。本村賢太郎市長がコイントスセレモニーに参加し、「ホームタウンの試合を多くしたいというチームの希望がかなうように取り組みを進めていきたい」と話す。マスコットキャラのノジマステラ神奈川相模原「ももちゃん」と三菱重工相模原ダイナボアーズ「ダイボくん」も駆けつけて会場を盛り上げた。

 試合は、ライズがフィールドゴールで先制。続く守備では、DLフィリップ・レッドワイン選手がインターセプトでボールを奪うと、そのままエンドゾーンへ駆け抜け、タッチダウンを決める。第2クオーター最初にも、LB田中喜貴選手のインターセプトをきっかけにRB星野真隆選手のランで前進し、QBカート・パランデック選手がWRテイヴィアン・カニンガム選手へのタッチダウンパスを通してリードを広げる。ライオンズも反撃のタッチダウンを挙げたが、ライズは前半残り2分でさらに2本のタッチダウンを追加。31対7で折り返す。

 後半もレッドワイン選手が再びインターセプトから得点を挙げるなど、ライズが試合を支配。これまで出場機会の少なかった選手たちも奮闘し、DB宮本侑知選手がチーム4本目のインターセプトを決めて試合を締めくくった。

 試合後、ライズの城ヶ滝一朗ヘッドコーチは「地元開催でプレッシャーもあったが、タッチダウンを重ねてファンのみなさんに楽しんでもらえる試合展開をつくることができてほっとした」とコメント。次節に向けては「(対戦相手の)オービックシーガルズはXリーグで最も好調なチーム。選手一人ひとりが自分の手で勝利をつかむという気持ちを持てるかが鍵。3日間の練習で気持ちを高め、昨年の悔しさをぶつけて必ず勝ちたい」と意気込んだ。

 次節は11月8日、横浜スタジアムで行われる。

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