相模原町田経済新聞の2025年年間PV(ペジビュー)ランキング1位は、相模原市によるキャッシュレス決済ポイント還元キャンペーンだった。市が行う消費喚起策は、市民の生活と経済に直結する話題として注目を集めた。
ランキングは、今年1月1日から12月12日までに配信した「ヘッドラインニュース」のPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 相模原市、キャッシュレス決済で20%還元 決済サービス増加も (6/3)
2. 相模大野に北九州発うどん店「資さんうどん」 神奈川初出店 (7/15)
3. 町田周辺の大規模リニューアル検討へ 町田市が街づくり予算化 (2/18)
4. 町田に京都発「原価ビストロチーズプラス」関東初出店 (12/2)
5. 町田駅・ターミナルエイトに老舗カレー店「アサノ」 カレ店の集積進む (7/3)
6. 町田のロックな衣料品店「HEIWADO」66年の歴史に幕 (8/13)
7. 町田・相模原の地価、上昇幅が拡大 鶴川駅周辺で10%アップも (3/21)
8. 相模大野にクラフトビールと日本酒の専門店「サケオタ」 生産者支援も (6/24)
9. 町田で肉と音楽の祭典「ニクオン」初開催 ロックレジェンド出演も (9/5)
10.相模女子大の歴史的建造物「蔦館」解体へ 最後の一部公開も (7/12)
2位は、「資さんうどん」 神奈川初出店がランクイン。九州で人気を誇るうどん店の神奈川進出は、地域のグルメファンを沸かせた。3位の町田駅周辺再開発の話題は、街の未来を左右する都市開発の動向への関心の高さがうかがえる。
4位には京都発「原価ビストロチーズプラス」の関東初出店、5位には老舗カレー店「アサノ」移転、8位にはクラフトビール専門店「サケオタ」の記事がランクインし、グルメ情報への需要の強さを裏付けた。
その他の注目記事としては、町田の老舗衣料品店「HEIWADO」の閉店(6位)、町田・相模原の地価上昇(7位)、町田の肉と音楽の祭典「ニクオン」初開催(9位)など、地域の暮らしに根差した話題が並んだ。
また、相模女子大の歴史的建造物「蔦館」の解体(10位)や、多摩美術大学によるスーパー「メトロ」跡の活用、座間の老舗銭湯のリニューアルといった、地域の歴史や文化に関するニュースも多く読まれた。
ランキング圏外では、FC町田ゼルビアの天皇杯初優勝、相模原駅前スタジアム計画の見送りに伴うSC相模原の海老名新スタジアム計画の発表といったサッカー関連の大きな話題もあった。
2026年は町田市の市長選挙が行われる。引き続き、まちづくりの動向にも注目していきたい。