「地域スポーツクラブの普及」をテーマにしたフォーラムが3月12日、町田市民フォーラム(町田市原町田4)で開催される。主催は町田市。
同企画は、市が昨年12月に策定した「町田市スポーツ振興計画」に基づくもの。計画では、オリンピック代表選手や全国レベルの高校野球部、FC町田ゼルビアやASVペスカドーラ町田など数多くのトップアスリートが市内で活動していることなどを背景に、「スポーツに親しめる環境の創出」「地域のつながりと健康寿命の向上」「魅力的で活力あるまちの創出」を目指す姿として位置付ける。
市民が身近な地域でスポーツに親しむことができる「地域スポーツクラブの普及」は計画の重点施策。市は、地域住民により自主的・主体的に運営され、自ら育てていける環境づくりを整備するとともに、地域スポーツクラブの活動に対して施設の使用基準の見直しなど側面的な支援を実施する。「地域スポーツクラブの設立主体は現在、法政大学やゼルビアなどが想定されている」(同市スポーツ振興課の河本さん)。
当日は、法政大学スポーツ健康学部長で町田市スポーツ振興審議会会長の苅谷春郎さんが基調講演を行うほか、大田区で地域総合スポーツクラブを運営するNPO法人ピボットフット理事長の桑田健秀さんが事例発表を行う。パネルディスカッションでは、法政大学スポーツ健康学部教授で元サッカー日本代表コーチの清雲栄純さん、FC町田ゼルビア監督の相馬直樹さんが登壇する。
開催時間は18時30分~20時30分。希望者は3月10日までに、町田市コールセンター(TEL 042-724-5656)まで申し込みが必要。定員は188人。問い合わせは同市スポーツ振興課(TEL 042-724-4036)まで。