アースデイベント「あつまれ 相模人(さがみびと)」が4月17日、小田急線相模大野駅コンコース(相模原市南区相模大野3)で開催される。主催はアースデイin相模原実行委員会(TEL 042-743-7136)。
アースデイは、地球環境について考える日として1970年にアメリカの上院議員が提唱。今年で40周年を迎える。日本では、10年目の「アースデイ東京」が14万人以上の来場者を集める日本最大級の環境イベントとなっている。
相模原市でのアースデイベントは初開催。同実行委員会代表の長谷川有機子さんは「京都で1999年からアースデイにかかわってきた。2006年に神奈川県にやって来て、アースデイという言葉さえ知らない相模原・町田の人々を知り驚いた。都心から目を離し、自分たちの足元の土と水を見つめ直し、自分たちの街をつくっていくため、この企画を立ち上げた」と話す。長谷川さんはアートで環境教育や環境を感じるプログラム「イヤーゲーム」を提唱する「編鐘(へんしょう)」演奏者で町田市でもコンサートを開いている。
当日は、市内の学生による合唱やジャズドラマー坂田稔さんのドラムソロ、長谷川さんの編鐘演奏、等々力政彦さんのフーメイ演奏などのコンサートや循環農業や洋服交換会、酸性雨研究などを紹介するブースを設ける。「地球に生きる喜びを分かち、地球へ感謝する日『アースデイ』が新たな交流の場として、小田急沿線や相模原市に広がっていくことを願っている」と長谷川さん。
開催時間は10時~16時。