県立相模原公園で「しょうぶまつり」-2万6千株が見ごろに

県立相模原公園の花ショウブ園

県立相模原公園の花ショウブ園

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 広域町田圏の各所でショウブが見ごろを迎えている。118品種約2万6千株のハナショウブが咲き競う県立相模原公園(相模原市南区下溝)では6月12日・13日、「しょうぶまつり」が開催される。

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 例年、約4万人が訪れる同イベント。当日は、山野草展や生け花展、地元産品の販売のほか、野点や俳句会、和太鼓演奏、鼓笛隊パレードなどを行う。ハナショウブ園の面積は約2,300平方メートルで、園内には遊歩道やベンチも設置。「エリア内で最大規模。毎年、大勢の方でにぎわう」(同園職員)。開催時間は10時~15時30分。

 県立相模原公園は1973(昭和48)年より、座間小銃射撃場跡地を中心に相模野の面影が残る樹林と桑畑を買収して整備。全国都市緑化フェア(1992年)の開催を機に隣接する市立相模原麻溝公園とともに全面的に再整備された。公園面積は約24ヘクタール。園内には、芝生広場やメタセコイア並木に囲まれたフランス風庭園、温室などがあり、四季を通じて花が咲いている。

 薬師池公園(町田市野津田町)のショウブ田には、肥後系や伊勢系、江戸系など175種2,200株が植栽されている。「今週末から来週が見ごろ」と同園担当者。

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