小田急町田駅前に10月13日、札幌発祥のコーヒー専門店「宮越屋珈琲」(町田市原町田6、TEL 042-710-0470)がオープンした。
宮越屋は1923年、札幌で旅館を開業。1983(昭和58)年にカフェ1号店を開店。現在は札幌に約30店舗のほか、仙台や名古屋、東京に出店。町田店は日本橋、新橋、恵比寿などに続く都内5店舗目で初の郊外店。
店舗面積は1階と2階あわせて約85坪。席数はテーブルとカウンター計124席。禁煙席と喫煙席を設ける。インテリアはブラウンを基調として落ち着いた雰囲気を演出。松本民芸家具にオーダーした木製のテーブルとイスを並べ、棚にはマイセンやロイヤルコペンハーゲンなどのコーヒーカップを飾る。
オーディオは、マークレビンソンとラックスマンなどのアンプにJBLスピーカーをあわせる。新聞やファッション誌などの最新号を置き、電源コンセントと無線LANも完備。「現在は主婦の来店が多いが、インターネット接続が可能なので打合せや仕事にも利用いただければ」と同店社長の庄司智克さん。
自家焙煎コーヒーは、ブレンド2種(スタンダード=650円、粗挽き=750円、デミタス=750円)のほか、マンデリン(850円)、モカマタリ(1,200円)、ブルーマウンテン(1,500円)などストレートコーヒー8種。ブレンドとケーキのセットは950円。「通常1杯で8グラム程度の豆を30グラム使い、ネルドリップでいれるコーヒーは濃厚ながらやさしい味わい」(庄司さん)。
18時以降はアルコールも提供。メニューはビール(650円~700円)、ウイスキー(650円~900円)、カクテル(650円~750円)など。
営業時間は9時~23時。