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町田市、陸上競技場の整備計画案作成-「J2仕様スタジアム」整備費試算も

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 町田市は2月10日、Jリーグのスタジアム基準と第三種公認陸上競技場の基準を満たすための整備内容を盛り込んだ「町田市立陸上競技場整備計画(案)」を明らかにした。

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 計画案では、メーンスタンド、売店やトイレなどの付属棟などのスタジアム整備、トラック・ピッチ改修、駐車場整備などを検討。メーンスタンド既存部分(2,500平方メートル)を最大限に活用する案では、増築部分(3,900平方メートル)に運営関係の諸室などを配置。新たに約1,200席の観客席を設けるほか、選手、メディア、運営の出入り口を分離。Jリーグのスタジアム整備基準を満たす内容とした。

 スタジアムの整備費用は18億5,950万円。トラック・ピッチ改修=5億円、駐車場・歩道整備=1億3,300万円との合計は24億9,250万円。財源について、文化スポーツ振興課の笠原課長は「起債と一般会計で賄う予定。Jリーグのスタジアムとして認められれば東京都からの補助金が期待できるが、完成前に認められるかは分からない。Jリーグや都との協議が必要」と説明する。

 市は3月議会で、基本・実施設計費と駐車場整備費の予算承認、9月議会でメーンスタンドなどの工事費の補正予算承認を得る構え。「9月のJリーグ入会予備審査結果発表に向けたスケジュール」(笠原課長)。補正予算が認められれば2012年度に工事を行い、2013年3月のJリーグ開幕に間に合わせる予定。

 同競技場は1990年、日本陸上競技連盟公認競技場として竣工(しゅんこう)。市民大会のほかJFLに所属するFC町田ゼルビアの試合や武相マラソン大会など全国規模の大会が開催されてきた。2013年開催の第68回国民体育大会ではサッカー競技場として利用される。

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