FC町田ゼルビア、2011「ポポ監督」新体制発表-若手中心に5人補強

2011シーズン新体制発表会に出席したポポヴィッチ監督(後列中央)、新加入選手(前列)ら。

2011シーズン新体制発表会に出席したポポヴィッチ監督(後列中央)、新加入選手(前列)ら。

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 FC町田ゼルビアは1月22日、玉川学園(町田市玉川学園6)で2011シーズン新体制発表会を開催し、ランコ・ポポヴィッチ監督と5人の新加入選手を紹介した。

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 発表会はサポーターにも公開、約300人が来場した。冒頭、石阪丈一市長と玉川学園の小原芳明学長・学園長が挨拶。「Jリーグ仕様のスタジアム改修に取り組む」(石阪市長)などクラブを激励した。

 新加入選手5人を合わせたトップチームの人数は23人。唐井直ゼネラルマネージャーは「昨年の30人からは減ったが、ポポヴィッチ監督の下、若手を育て鍛えて、勝つという形が整ったと考えている。(補強)メンバーについてはシーズンを戦うなかで考える」と説明。

 新加入選手は、DF=田代真一(横浜F・マリノス、22歳)、大竹隆人(国士舘大学、22歳)、ユン・ソンヨル(韓国・ペジェ大学、23歳)、三鬼海(名古屋グランパスU-18、17歳)、FW=ドラガン・ディミッチ(オーストリア2部ホルン、29歳)の各選手。ディミッチ選手が背番号10番をつける。

 「ディミッチ選手はセルビア人FW。現在、国際移籍手続き中で契約内定の状態。田代選手はマリノスユースの生え抜きでパスも出せる攻撃力が高い選手。大竹選手は右サイドとボランチができる。ユン選手はセレクションでポポヴィッチ監督が見出した。ボランチと2列目MFができる。高校生の三鬼選手はU-17日本代表にも選ばれた将来を嘱望される選手」(唐井GM)。

 ポポヴィッチ監督は「自分たちの力をすべて出し切って、目標のために最大限の努力をすることを約束する。スタジアムで応援してほしい」と力強く語った。

 2011年クラブキャッチフレーズは「ALL POWER MACHIDA (オール・パワー・マチダ)」。守屋実代表は「クラブには知恵、資金、労力を持ち寄る場所という意味もある。Jリーグへの挑戦には地域の力が問われる。市民、行政、クラブのすべての力が必要という思いを込めた。今年もみなさんにゼルビアを育てていただき、夢に挑戦していきたい」と意気込みをみせる。

 発表会では、新背番号と新ユニホームの発表やフォトセッションなども行われた。

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