J2・J3百年構想リーグ、プレーオフラウンド第2戦(17~18位決定戦)が6月6日、相模原ギオンスタジアム(相模原市南区下溝)で行われ、SC相模原はロアッソ熊本に3-0で勝利した。相模原は同リーグを17位で終えた。
試合は立ち上がりから拮抗した展開となったが、前半44分、中山陸選手がセットプレーから先制点を奪取。後半55分にも、再び中山選手がスルーパスに抜け出してゴール左隅に流し込む。58分には棚橋尭士選手が高い位置からのプレスでボールを奪い中央へボールを送ると、杉本蓮選手が押し込んで3点目。
熊本も随所で鋭い攻撃を見せ、ゴールに迫る場面を作ったが、相模原は最後まで集中を維持。後半はリスク管理を意識した試合運びで対応し、無失点で試合を締めくくった。
今季の相模原は「エナジーフットボール」を掲げ、トレーニング方法を根本から見直した。走行距離やスプリントといった数値を基に練習を設計し、高強度を90分間維持できるチームへと変革した。
シュタルフ 悠紀リヒャルト監督も「前線からの、僕らが『狩り』と呼んでいるハンティング、プレッシングはこのエナジーフットボールの代名詞」と振り返りつつ、「3対0という結果ほどの差は感じていなくて、熊本は本当に強かった」とした上で、そのスタイルについて「しっかり奪ってゴールにつなげられた」と手応えを語った。セットプレーの精度向上や若手の成長も進み、限られた戦力の中で競争力を高めたシーズンとなった。
40クラブで争われた同リーグにおいて17位。プレーオフでは他グループ上位の藤枝や熊本に連勝するなど順位以上の価値を示した。J2基準で見ても残留ラインに相当する順位につけ、「戦える力」を証明した。
シュタルフ監督は「最後こうやって勝って、たくさんの人に喜んでもらえて、僕らもロッカールームで騒いた。怒とうの半年間だったが、特別リーグをポジティブな形で締めくくれたのは本当に嬉しい」と語り、「ひとまず最後、勝利で締めくくれて本当によかった」とシーズンを締めくくった。