ブックオフグループホールディングス(相模原市南区古淵2、以下 ブックオフ)は7月13日、2026年5月期決算を発表し、連結売上高が1,301億円、経常利益が47億円となり、ともに過去最高を更新した。売上高は前期比9.2%増、経常利益は同20.9%増だった。
同社は1990(平成2)年に相模原市で創業したリユース企業。現在は国内外約830店舗を展開し、本やソフトメディアのほか、アパレル、ブランド品、ホビー用品、スポーツ用品など幅広い商材を取り扱う。「リユースのリーディングカンパニーになる」をビジョンに掲げ、国内ブックオフ事業、プレミアムサービス事業、海外事業を柱に事業を展開している。
好調な業績を支えたのが国内事業の拡大だ。2026年5月期は大型総合リユース店「BOOKOFF SUPER BAZAAR」を中心に11店舗を新規出店。トレーディングカードやホビー売り場の拡充を目的とした既存店のリニューアルも進めた。国内約700店舗のうち8割以上で本以外の商品も取り扱い、年間利用客数は8560万人に上る。公式アプリの会員数も2026年1月に1000万人を突破した。
祖業の書籍リユース事業も堅調で、本の売上高は前年比103.7%を記録。無書店自治体への取り組みとして展開する「ふるさとブックオフ」は4月に青森県深浦町へ3号店を出店し、地域課題の解決にも取り組む。
海外事業では、米国の「BOOKOFF」がアニメグッズなどの販売好調を背景に成長。マレーシアなどで展開する「Jalan Jalan Japan」は、日本国内で販売機会に恵まれなかったリユース品を販売する店舗で、売り場刷新により業績を伸ばした。
今期は海外事業統括会社の設立に加え、台湾での事業展開に向けた現地法人設立も発表。中長期的には海外10カ国への進出を構想する。
同社は今後も国内外で事業拡大を進める方針。中期経営方針の折り返しとなる2026年5月期は、売上高、経常利益ともに過去最高を更新した。