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川崎市アートセンターで勅使川原三郎さんGW企画-新作ダンスや映像作品

川崎市アートセンターで新作ダンスを披露する勅使川原三郎さん

川崎市アートセンターで新作ダンスを披露する勅使川原三郎さん

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 勅使川原三郎さんの新作ダンス「サブロ・フラグメンツ」をメーンとした特別企画が4月30日より、川崎市アートセンター(川崎市麻生区万福寺6)で行われる。

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 勅使川原さんは、国内外の主要なフェスティバルや劇場の招きにより多数の作品を発表するだけでなく、パリ・オペラ座バレエ団をはじめヨーロッパの一流バレエ団やダンスカンパニーからの依頼で作品を創作するなど、世界から注目されている舞踊家。舞台美術、照明デザイン、衣装、音楽構成も自ら手掛けるほか、造形作家・映像作家としての評価も高い。

 勅使川原さんのダンスを同センター小劇場の至近距離で体感できる同作品。勅使川原作品の重要なソリストとして国際的な活躍をしている佐東利穂子さんら若手ダンサー4人も出演する。

 併せて、勅使川原さんが監督した映像作品を3プログラムで上映する。Aプログラムは、豪雨の造船ドックで踊る勅使川さんらを荒木経惟さんが16ミリカメラで撮影した「KESHIOKO」、山口小夜子さんも出演した「T-CITY」など勅使川原さんが監督を務めた映像作品5作品をラインアップ。

 80年代の代表作「石の花」から最新作までダンスのショート・ビデオ10作品を集めたのがBプログラム。Cプログラムでは、東京・リール・オペラ座でのダンス作品「KAZAHANA」の創作過程を取材、製作したドミュメンタリー「Saburo Teshigawara, Dancing the invisible」などを上映。

 「勅使川原さんが、多彩なダンサーとともに、『現在』を実感しながら身体と向かい合い、今ここにしかないダンスを創作する」と同センター担当者。「貴重な映像上映とともに、ここで見逃したら二度と再現できない機会」とも。

 ダンス公演の料金は、一般=4,500円、ユース(27歳以下)=3,000円、高校生以下=2,000円。上映会は1プログラム500円。開始時間は日によって異なる。

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