相模原で「ヒロシマ原爆展」-広島平和記念資料館の所蔵品を市初公開

被爆した三輪車(銕谷信男氏寄贈) ©Hiroshima Peace Memorial Museum

被爆した三輪車(銕谷信男氏寄贈) ©Hiroshima Peace Memorial Museum

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 広島平和記念資料館所蔵の貴重な資料や原爆被害の様子、核兵器の現況、平和への取り組みなどを紹介する「ヒロシマ原爆展」が8月25日、相模原市立博物館(相模原市中央区高根3、TEL 042-750-8030)で始まった。

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 相模原市の政令市移行を機に広島市からの働きかけで実現することになった同展。同資料館の所蔵品を公開するのは同市では初めて。原爆写真などのパネル50点と被爆資料50点の計100点を展示するほか、ビデオ上映や平和関連図書の紹介、折り鶴・体験手記コーナーを設ける。

 関連企画として、同市在住・江成常夫さんの写真展「ヒロシマ万象」と講演、被爆体験者の講話も予定する。同館学芸員は「貴重な本物の被爆資料を目にすることで戦争と核兵器の恐ろしさ、平和の大切さ、そして命の尊さを考えていただければ」と来場を呼び掛ける。

 開館時間は9時30分~17時。観覧無料。月曜休館。8月31日まで。講演会は28日13時30分開演。先着200人。

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