有機栽培に取り組む日本の農家は0.4%と、ヨーロッパ(40%以上)に較べて圧倒的に少ない。町田市小山町で、遊休農地を活用した無農薬野菜の栽培に取り組む「おおるりファーム」の青木瑠璃さんが、日々の奮闘と収穫の喜びを伝える連載コラム。
春は特に急がなければならない作付けがとても多くて、とても忙しいのですが、今年の春は4月に最低気温0℃となる日があり、一面に霜が降りて、ハウスで育苗していたキュウリやトウモロコシの苗が全滅しました。暖房がない冷床育苗なので一般の育苗農家と違い、気候変動には本当に弱いです。
キュウリやトウモロコシは撒き直し、なんとか立て直せるかなぁ?と思っていたところ、5月4日にまさかのひょう(雹)が私の畑を含め、府中、立川、などを含めた11市に降りました。
小野路の私の畑では、収穫体験イベントが終わったばかりでした。片付けをしていると、大粒の雨が初めに降ってきて、見る間にひょうに変わり、畑一面が真っ白になりました。私はひょうについてあまり知識もなく、その日は疲れていたのでそのまま帰りました。
翌日に畑を確認すると、ひょうの被害は予想以上でした。スナップえんどうは皮が破られ、白い点々がつき、サンチュやリーフレタスは葉が無くなり、キャベツは虫が食べたよりも酷い穴だらけになりました。
ひょうについて調べてみると、町田市に過去90年でひょうが降ったのは2回、日本で一番ひょうが降るところは宇都宮市だそうです。(気象庁発表のデータ)ただ、これは気象庁職員が目視確認した数だそうなので、もしかすると、もう少し町田に降った量は多いのかもしれません。
人様を心配している場合ではないのですが、他市にて、ぶどうや梨にも甚大な被害があったそうです。それで、東京都が金利を負担して、JAからお金を借りてくださいということだそうです。でも、、、借りたら金利ゼロでも返さなきゃいけないじゃないですか。今年の農作物が取れないのにどうやって借金返すのか?謎のサービスです。
今年の10連休は楽しく過ごせましたか?または、混雑が予想されるので自宅やその周辺で楽しみましたか?おおるりファームでは、まさかの10日間予約が全部入る、を達成して、2日間は雨で中止になりましたが、体験の開催が8日間という初の体験をしました。
おおるりファームさん頑張っていますね!と言われると、そうでもないんですが、時の流れに身を任せ~♪頑張るのが苦手な私でも何とか達成できたので良かったです。現在開催している一番人気のある体験が「きびだんご作りと竹筒たきこみごはん」、二番目が「ちまきとぼたもちを作ってみよう」です。
10連休のツケもありますが、今年の春も急がなくてはいけない作付けが満載で、忙しく過ごしています。
※写真はちまきとぼたもち作りです!美味しそうでしょ。
******************************************************************************************
*TABIKA ~この体験が旅になる~ たびか おおるりファームで検索できます
「きびだんごと竹筒たきこみごはん」
「ちまきとぼたもちを作ってみよう」
*旬の野菜セット販売中!定期便もあります ポケットマルシェ 青木 瑠璃
*アマゾンにて、野菜セット 好評販売中です!
*竹林の整備に興味がある方、認知症当事者、ご家族、引きこもりの方、ボランティアでお手伝いいただける方も募集していますHATARAKU認知症ネットワーク町田 (090-3437-8123) FACEBOOKで検索できます。活動日をお知らせしています。基本 毎週木曜日 午前10:30~午後2:00 活動しています。ぜひご参加ください!!!
*畑の草取りなど、お手伝いいただける方を募集します!
無農薬野菜の作り方がわかります。上記電話または、ooruri-farm@bl-planet.com までお知らせください!
******************************************************************************************