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相模原で「アフリカンフェスティバル」-規模拡大で第2回開催へ

前回フェスのステージ

前回フェスのステージ

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 アフリカの文化、ライフスタイル、食文化、歌や踊りを紹介する「第2回アフリカ ヘリテイジ フェスティバル」が3月24日・25日、淵野辺公園(相模原市中央区弥栄3)で開催される。主催は、アフリカの文化を日本に伝える活動やアフリカに学校をつくるプロジェクトなどに取り組む「アフリカヘリテイジコミティー」。

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 同フェスは、相模原には多くのアフリカ系外国人が住んでいることから、「市民にもっとアフリカの魅力を伝え、アフリカに興味をもってもらいたい」と昨年から始まった。アフリカの音楽やダンスのステージ、フードや雑貨販売、子どもも楽しめる体験型のワークショップなどを企画。グッズ販売の収益金と寄付金はアフリカでの学校建設・運営資金に充てる。

 今回は会場を淵野辺公園に移して規模を拡大。ライブステージやフードコートに加えて大使館コーナー、アフリカンシネマ上映、ファッションショーなど新たな企画を盛り込んだ。

 出演アーティストは、セネガル出身のアフリカンドラム第一人者「ラティール・シー」さん、劇団四季ミュージカル「ライオンキング」の初代パーカッショニスト「ムクナ・チャカトゥンバ」さん、西アフリカのマリに伝わる弦楽器コラを奏でる「コラバンド」などを予定。

 雑貨販売コーナーでは、シアバター、アクセサリー、衣類、書籍、楽器などを販売。フードコートでは、アフリカ各国料理を提供する15店が出店し、オクラシチュー、サモサ、クスクス、ピーナツスープ、アフリカンドーナツなどのアフリカンフードを500円程度で提供する。

 ワークショップでは、コラ(アフリカ琴)・ジェンベ(アフリカ太鼓)の演奏体験、アフリカンヘアメークやネイルアート、スワヒリ語講座などを予定。そのほか、日本とアフリカ、それぞれの国の子どもたちが描いた「ぬりえ」の交換、アフリカ写真展なども企画する。

 「日本でお世話になった恩返しをしたい」と主催者代表で相模原市在住のトニー・ジャスティスさん。ガーナ出身のトニーさんは来日して約10年。「東京や横浜ではなく、相模原で開催することに意味がある。相模原が『日本とアフリカの文化交流の拠点』になることを目指している」と意気込みを見せる。

 現在、運営ボランティアを募集中。3月10日・18日に合同説明会を開く。「みんなで一緒に楽しいフェスティバルをつくりましょう」(トニーさん)。

 開催時間は10時~19時。入場無料。

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