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女子サッカー「ノジマステラ神奈川」、初公式戦を白星で飾る

試合後、サポーターの声援に笑顔で応えるノジマステラ神奈川の選手

試合後、サポーターの声援に笑顔で応えるノジマステラ神奈川の選手

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 神奈川県女子サッカーリーグ3部に所属する「ノジマステラ神奈川」は6月3日、綾瀬スポーツ公園(神奈川県綾瀬市)で大沢FCレディースと対戦し、30対0(前半15対0)で勝利した。

攻撃の起点として活躍した尾山沙希選手

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 神奈川県初のなでしこリーグ入りを目指して結成された同チーム。東京電力女子サッカー部マリーゼ元監督の菅野将晃さんを監督に据え、後藤麻衣香選手、坂本珠梨選手、井上友利恵選手というなでしこリーグ経験者を擁する。チーム結成時、全国2部リーグにあたるチャレンジリーグの「中位~下位くらいの実力がある」(菅野監督)という、県3部チームとしては規格外の戦力を持つ。

 チーム結成後、初の公式戦。試合はキャプテンのMF尾山沙希選手を起点にテンポ良くパスをつなぐと、スピードのある長澤まどか選手と井上選手が両サイドを切り裂き、次々とゴールを決めた。

 試合後、尾山選手は「練習試合とは異なる雰囲気と緊張感があった。まずは勝ててよかった。ドリブルでも仕掛けられたが、あえてパスで相手のディフェンスを崩すことを意識した。たくさんのサポーターに応援してもらい、良い環境で練習できている。それに甘えることなくプレーと結果で恩返ししたい」と話す。

 菅野監督は「相手チームはラインが高いので背後のスペースをつくことができた。開始5分、オフサイドが多かったので、尾山選手に『しっかり考えろ』と指示したところ修正して得点を重ねていった。それ以外の指示はせずに選手に任せた」と振り返る。

 県3部リーグからのスタートについて、「実力差は戦前から予想がついていた。3~4年後の目標を達成するため、自分たちがレベルアップする年と考えている。結果よりもレベルアップが大事。パスやクロスの精度を高め、より高いレベルで戦うトレーニングを積んでいく」と話す。

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