レクリエーションの効能や社会的意義を紹介する「遊びのまちづくりフォーラム」が6月24日、町田市生涯学習センター・ホール(町田市原町田6)で開催される。主催はNPO法人町田市レクリエーション連盟(TEL 090-7829-5695)。
同連盟が4月にNPO法人化したことを記念して開催。人間の生活と文化を深いところで支えている「遊び」に着目し、子どもから成人、高齢者、障がいのある人々を結び合わせる幅の広い「遊び」の意味を考えることを目的とする。同連盟は現在、読み聞かせ、紙飛行機作り、ダンスなどさまざまなジャンル20団体で構成されている。
当日は、劇団による遊びのパフォーマンス、同連盟に参加する活動団体の一部紹介、遊び場主宰者・建築家・大学研究者による「子どもが遊べるまちをつくる」をテーマとしたディスカッション、ワールドカフェ方式によるグループ討論を予定。ディスカッションでは、遊びの意味を多角的に検討し、「子どもが遊べるまち=大人も遊ぶまち」の具体像を追求する「立体的な討論」を展開するという。
事務局の杉嶋俊夫さんは「レクリエーションと聞くと、一部の人々の暇つぶしに近いイメージを抱く人が多いが、当連盟が目指しているのは、広い意味での『遊び』を通じたつながりづくり・コミュニティー変革」と話す。
開催時間は13時~16時30分。参加無料。予約不要で定員100人。第2弾として7月22日には、音楽、ダンス、人形劇、クラフト、冒険遊び場、模擬店などを展開する「子どもも大人も遊びもまちだ展」をひなた村(本町田)で開催する予定。