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ノジマ相模原ライズ、富士通に敗れる-パールボウル準決勝

大雨のなかでの再戦。ライズは富士通の堅いディフェンスに阻まれてタッチダウンを奪うことができなかった。 ©山田浩章

大雨のなかでの再戦。ライズは富士通の堅いディフェンスに阻まれてタッチダウンを奪うことができなかった。 ©山田浩章

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 アメリカンフットボール東日本社会人選手権「パールボウル」準決勝が6月9日、川崎球場で行われ、ノジマ相模原ライズは富士通フロンティア―ズに6対31で敗れた。

試合後、悔しさをにじませるライズの選手

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 ライズは初戦でブルザイズ東京に快勝。次の試合でもIBMビックブルーに逆転勝ちして準決勝に駒を進めた。対戦相手は、昨年のXリーグファイナルステージでタッチダウンを奪えずに惨敗した富士通。「トレーニングで培ってきた運動量とライズのチームカラーである最後まで諦めない姿勢で、昨年の雪辱を晴らしたい」と臨んだ同試合。強い風雨のなかでの再戦となった。

 ライズは最初の攻撃で相手のミスからフィールドゴールを決めて3点を先制するが、すぐさまタッチダウンで逆転される。第2クオーター最後の攻撃でフィールドゴールを狙うが、富士通はタイムアウトを連続で取ってキッカーのミスを誘い、3対7で前半終了。

 後半最初の攻撃、ライズはロングリターンからフィールドゴールを決めて1点差に迫る。しかし、富士通もキックで追加点。さらにロングパスを通すとノーハドル(作戦会議なし)で素早い攻撃を仕掛け、タッチダウンを連続で決めて、6対24とライズを突き放す。

 なんとかタッチダウンで一矢を報いたいライズだが要所でミスを犯すなど、ディフェンスとオフェンスがかみ合わない。最後の攻撃では4thダウンギャンブルを仕掛けるが、富士通の堅いディフェンスに阻まれて試合終了。昨年の雪辱を晴らすことはできなかった。

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