都内ではソメイヨシノの開花宣言が例年より10日早まった今春、広域町田圏では4月最初の週末となる6日・7日、各地で桜祭りが予定されている。満開の時期は過ぎているが、桜吹雪や若葉が楽しめそうだ。
町田市内での見どころは、桜の名所である恩田川沿い成瀬団地の「さくら祭り」、玉川学園の青空マルシェ「はなびら市」。はなびら市では、イタリヤ、スペイン、ベトナム、シンガポール、ハイチなど各国料理のほか、自家焙煎(ばいせん)コーヒーや焼き菓子、アクセサリー、雑貨などのブースとキッチンカー合わせて39店が出店する。
相模原市内の見どころは、在日米陸軍キャンプ座間と相模原市役所周辺で行われる「桜祭り」。キャンプ座間は6日に一般開放。会場内ではハンバーガーやホットドッグなどのアメリカンフードをはじめ、トルコ、タイ、イタリア、韓国など国際色豊かなフードブース40以上が立ち並ぶ。マラソン大会やバンドの生演奏、ボクシング、ゲーム広場などのアトラクションも企画する。
市役所周辺で6日・7日に行われる「相模原市民桜まつり」は、さくら通りを主会場に6つのゾーンで開催する。市民の手づくりによる催し物や市民パレード、絵画コンテスト、福祉や環境をテーマにした展示などさまざまな企画に200を超える団体が参加。圏央道「相模原愛川IC」開業により、相模原市と静岡が高速道路でつながったことを記念して、ちびまる子ちゃん、ふじっぴー、ミス桜娘らによる観光PRも予定する。
開催時間はイベントにより異なる。町田市や相模原市のホームページなどで確認できる。