サッカーJFL所属のSC相模原は4月14日、ホームでの第6節HOYO大分戦に3対2で勝利、4連勝で順位を3位に上げた。観客数は1317人。
前節と同様、強い風が吹き荒れる中の試合。前半、風上の相模原は4試合ぶりに先発出場したFW森谷桂祐選手が活躍。森谷選手のミドルシュートで先制すると、FW御給匠選手を起点としたパス回しで、大分のディフェンスを完全に崩し2点目。大分も素早いリスタートから1点を返すも、終了間際に森谷選手が短いクリアボールを直接シュートして、3対1で前半を折り返す。
さらに風が強くなった後半の開始早々、大分が1点差に迫るも、相模原はねばり強い守備で耐え抜き、ホーム3連戦の最後を白星で飾った。
試合後、相模原の木村哲昌監督は「風下の後半は攻撃の糸口をつかむために、森谷選手から松本祐樹選手に代えた。フィニッシュの精度に問題があったが、体を張って泥臭くプレーする選手がいるので、セカンドボールを支配できた」と振り返る。
ホーム3連勝について、「勝ち続けることで、チームだけでなく運営やボランティアの雰囲気も良くなっている。次節からのアウェー連戦、けがや疲労の強い選手もいるので、チーム力が試される。チーム全体で勝利を目指す」と意気込みを見せる。
次のホームゲームは5月1日、ソニー仙台FCと対戦する。