町田・昭和薬科大学近くの「ど根性ツツジ」が満開を迎え、重くなった頭の重さに耐えている。
ど根性ツツジは、市道脇の植樹帯に植えられたヒラドツツジで、電柱を支える鉄線の黄色いカバーの中を成長。カバーの上にまで伸び顔を出した姿が住民らの間で知られ、ネットなどでも話題に。「長さ」は約3メートルに及び、植樹帯のツツジが50センチほどの高さに切りそろえられる中、存在感が際立つ。
鉄線が移設されたため、黄色いカバーは昨年の満開時には取り外されていたが、管理者の計らいにより園芸用の細い支柱で、辛うじて姿勢を保っていた。
今年は、さらにたくさんの花をつけ、太さを増した幹が道路側に垂れ下がった花を懸命に支えているようだ。