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「ウインブルドン」ベスト4の青山修子さん、町田市長を表敬訪問

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 テニスの四大国際大会の一つ、「ウインブルドン選手権」女子ダブルスでベスト4入りを果たした青山修子選手(25歳)が9月9日、町田市長を表敬訪問した。

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 同大会女子ダブルスのベスト4は、日本人では2007年の杉山愛選手以来6年ぶり。青山選手にとっては3度目の挑戦での快挙。

 町田市出身。9歳からテニスクラブに通い、日本大学第三高等学校ではテニス部に所属した。「幼少のころから父親に連れられて、大人に混じってプレーした。そこでダブルスの感覚が養われたことが現在につながっている」(青山選手)。

 ジュニア時代から選手として活動していたわけではない。「のびのびとテニスをやっていた」少女が頭角を現し始めたのは早稲田大学進学後。在学中に全日本学生室内テニス選手権大会単複優勝などの実績を残し、2010年にプロに転向した。

 2011年、2012年の全日本テニス選手権大会でダブルス2連覇。国際大会でも活躍し、フェドカップ代表選手に選抜されるなど日本のトップ選手に成長した。世界ランキングはダブルス33位、シングルス263位(9月9日現在)。

 ウインブルドン準々決勝では第1セット、互いに譲らずタイブレークに突入。1ポイントを失えばセットを落とす瀬戸際から6ポイントを連取。8対6で競り勝ち、準決勝進出の足がかりをつくった。

 「自信になった」と青山選手。一昨年は本戦入りしたものの初戦敗退、昨年は予選敗退。「(今大会は)調子が上がっていたわけではなかった。目の前にある試合に集中して闘った」と振り返り、「諦めなければ結果はついてくる」とテニス選手を目指す子どもたちにメッセージを送る。

 直近の目標は、今月20日に始まる東レパンパシフィックの上位進出。中期的には、「ダブルスは四大大会の本戦にコンスタントに出場し、常に上位に入るレベルになること。シングルスは四大大会の本戦出場」を目標に掲げ、2020年東京オリンピックも視野に入れる。

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