日本フットボールリーグ(JFL)第31節が11月3日、相模原麻溝公園競技場で行われ、ホームのSC相模原はツエーゲン金沢と1対1で引き分けた。観客数は2157人。
今シーズン残り4試合。後期、リーグトップの勝率を挙げていた相模原は連敗で現在4位。優勝の可能性は消えたが、3位以内を目指して勝ち点差2の5位・金沢をホームに迎えた。
試合はスコアレスで折り返した後半52分、金沢の吉川拓也選手が直接FKを頭で押し込んで先制。攻め手に欠く相模原の木村哲昌監督は75分、FW松本祐樹選手に代えてMF吉村修平選手を投入。これが功を奏し、金沢DFライン裏のスペースを突く攻撃が増える。すると80分、相模原のMF菅野哲也選手がゴール前に送ったボールを金沢の選手がクリアミス。曽我部慶太選手が無人のゴールに流し込み、同点とする。
その後はオープンな展開。前がかりとなった相模原に対し金沢はカウンターから決定的なチャンスを何度もつくるが、シュートがポストに当たるなど運に恵まれず、そのまま試合終了。相模原が連敗をストップした。
試合後、相模原の木村監督は「連敗後の勝ち点1は大きい。残り3試合、ケガの選手も多いがタフに戦っていきたい」と話す。
次のホームゲームは11月17日、首位のAC長野パルセイロと対戦。麻溝での試合は今季最後となる。リーグ最終戦は11月24日、味の素スタジアム西競技場(調布市)でFC町田ゼルビアと対戦する。