日本フットサルリーグ(Fリーグ)第33節が2月2日、町田市立総合体育館(町田市南成瀬5)で行われ、ペスカドーラ町田はデウソン神戸に5対3で逆転勝ちした。観客数は今季最多の1909人。
4戦無敗と好調な神戸を迎えての今季ホーム最終戦。後期の順位は町田3位、神戸4位。プレーオフ進出のためには負けられない一戦だ。
町田は出場停止の森谷優太選手のポジションに甲斐修侍選手を投入。神戸1点リードの後半、町田は序盤から主導権を握るも、神戸がカウンターから得点して差を広げる。それでも大歓声に押される町田は積極的に仕掛けると、ショートカウンターから永島俊選手が豪快に決める。さらに甲斐選手がゴール正面でFKを獲得すると、滝田学選手の強いシュートを金山友紀選手が頭でコースを変えてゴールイン。同点に追いつく。
神戸は残り6分にパワープレーを開始するも、6つ目のファイルを犯して町田に第2PKを献上。これを横江怜選手が冷静に決めて逆転に成功する。さらにGKイゴール選手と藤井健太選手が立て続けにネットを揺らして勝負を決めた。
残り試合は3。今節、大阪と湘南が敗れたため、町田はプレーオフ進出に一歩近づいた。試合後、横江怜キャプテンは「先制され、後半も先に失点してメンタル的にきつかった。でも、あの会場を見たら心を折るわけにはいかない。集まってくれた皆さんに感謝の気持ちしかない。次の試合が大きな山。良い準備をして良い結果を出したい」と意気込む。