J3首位のFC町田ゼルビアは6月8日、町田市立陸上競技場で4位SC相模原との「武相決戦」に臨む。
J3リーグ第15節、隣町のライバル対決は今季2回目。前回は町田が2対0で勝利したが、その後、相模原は元日本代表FW高原直泰選手を迎え、攻撃力と集客力をアップ。前節はFC琉球を4対0と圧倒、4位に順位を上げた。
Y.S.C.C.横浜戦アディショナルタイムに鈴木崇史選手のフリーキック弾で劇的勝利を収めた町田は首位を維持。攻撃力の高い両チームだが、守備ではリーグ最少失点の町田に分がある。CB深津康太選手率いる町田DFと高原選手のマッチアップが見どころ。
サポーターの応援がどれだけチームを後押しできるかにも注目したい。ホームゲームでの平均入場者数は現在、相模原が1位(3241人)、町田が3位(3174人)とJ2昇格基準を超えるリーグトップレベル。近隣アウェーゲームでは町田が相手サポーターの人数を上回るほどで、熱い声援を送っている。
編集部では、「ホーム町田、優勢」と予想するが、相模原サポーターの応援が勝負の行方に影響を与えるかもしれない。昨年のJFL最終戦のように相模原が先制すれば大接戦となるだろう。
15時キックオフ。当日は、市内外の小中学生先着3000人を無料招待する。