国内外の麺が出場する対戦型イベント「流しそうめん世界大会」が8月31日、相模原市立北総合体育館(相模原市緑区下九沢)で開かれる。主催は相模原青年会議所。
出場麺は、リニア停車駅に決定された各地域から、そば(長野)、ほうとう(山梨)、きしめん(名古屋)、海外からはスパゲティ(イタリア)、チョル麺(韓国)、フォー(ベトナム)の計6種類。スピード・キャッチ・投票の三本勝負で競う。出場チームは、放水のスペシャリスト「女性消防団あじさい隊」、JAXAの諦めない精神で臨むという「ふちのべ星援隊」、キーパーも参加するJ3所属のサッカーチーム「SC相模原」など。
今回は、そうめんが世界大会出場を見送るというハプニングも。「理由はまだ明かせない」と広報担当の浦上裕生さん。企画協力者のソーメン二郎さんは「そうめんは1300年の歴史と伝統。そんな簡単に今年のそうめんブームには流されないという意思表示である、というのが私の結論」と話す。
当日は、「世界最速50キロ超」流しそうめんチャレンジ、極細=三輪そうめん(奈良県発祥)と極太=半田そうめん(徳島県発祥)の食べ比べなども行う。「そうめん流しで夏の終わりの情緒を感じながら極細そうめんと極太そうめんの味の違いをかみしめていただきたい」(ソーメン二郎さん)。
9時開始。荒天の場合は中止。