食と雑貨を集めた野外イベント「くらしのmoto市」が10月19日、簗田寺(町田市忠生2)で開催される。
町田・相模原の個人商店の女性オーナーらが中心となって始めた企画は今年で6回目。実行委員がセレクトした店やプロのクラフト作家など計38店が集まる。今年はクラフト作家の人数が全体の3分の1を占め、過去最も多いという。
食の初出店は、焼き菓子「チリムーロ」と「ケイカ」、エスプレッソ「ジョイスカフェ」、洋菓子「ノコス」、パン・焼き菓子「ユヌクレ」の5店。色とりどりの珍しい野菜を栽培する「キレド」、バインミーやベトナム麺を移動販売する「ベトナム屋台PEPE」、焼き菓子販売と菓子教室を営む「菓子工房ルスルス」のほか、地元からは「ひなた焼菓子店」「CICOUTE BAKERY」「sens et sens」、町田のエコファーマー「牧野さん家のお野菜」など14店が出店。
雑貨・クラフトは24店。初出店は、革靴「コッペ」、装飾品「アクセサリーマウ」、ブーケ&リース「ヒビ」、古道具「ネスト」、石のはんこ「カキノジン」、木工「サノアイ」「森想木工舎」、革製品「一粒舎」、ガラス「松野栄治」、包丁「上田裕之」、陶器「内田可織」、手芸材料「木木」の12店。
アンダーウエアとリラックスウエアの「手式」、おばあちゃん手作りの洋服製造社「ヤンマ産業」、陶芸の「戸田工房」、天然の染料や素材を使う染め織り工房「La Mano」、国内外のシンプルな日常小物などを扱う「ペドラー」、国内外のレトロな文具を販売する「ハルカゼ舎」、若手作家の器を主に扱う「ももふく」、書籍と古本「BOOK TRUCK」、ZINEとCD「saitocno」、植物と雑貨販売の「poppy seeds」など多彩な出店者が集まる。
寺の本堂で行われるライブは、ギタリストの三富栄治さん、齋藤紘良とミラージュ楽団の2組が出演。座禅体験、ものづくりワークショップなども予定する。
実行委員の齋藤美和さんは「食のお店は、開場と同時に行列ができるので、まずはおいしいものを手に入れてからゆっくりお寺の境内を楽しみつつ、モノのお店を回ったり、ライブに耳を傾けるのがオススメ。お寺ならではの座禅会にも、ぜひ参加していただければ」と話す。
開催時間は10時~16時。入場無料。