Xリーグ東地区1stステージ第5節が10月20日、等々力陸上競技場(川崎市)で行われ、ノジマ相模原ライズは富士通フロンティアーズに0対7で敗れた。
1stステージ最終戦は1位・富士通と3位・ライズの対戦。2チームとも2ndステージ上位リーグ進出を決めているが、ファイナルステージ進出のために1つでも順位を上げたいところ。昨年、ベスト4入りを阻まれた相手にライズ選手らは闘志を燃やして試合に臨んだ。試合前には福田紀彦・川崎市長、加山俊夫・相模原市長が挨拶し、選手を激励した。
ライズの最初の攻撃はファーストダウンを奪い、敵陣に入ったところでボールをファンブル。ボールを奪われて攻撃権を失うと、富士通のQBコービー・キャメロン選手にタッチダウンパスを決められる。その後もキャメロン選手がロングパスを何本も通すが、ライズはDBロカ・カノンガタ選手のインターセプトやQBサックで追加点を許さず、前半を0対7で終了。
後半も一進一退の攻防。第3クオーター、富士通に残り1ヤードまで迫られるが、ライズは1stダウンからの攻撃を2回しのぐとLB田中喜貴選手がパスインターセプト。攻撃陣の反撃に託すが、あと一歩というところで富士通に阻止され、無得点に終わった。
試合後、須永恭通ヘッドコーチは「オフェンスはコントロールできていたし、ディフェンスも粘ったが、フィールドポジションの取り合いで優位に立つことができなかった」と振り返る。
ライズは3勝2敗の3位で東地区ファーストステージを終えた。セカンドステージは11月1日、アミノバイタルフィールド(調布市)でエレコム神戸(西地区1位)と、11月9日に川崎富士見競技場でオービックシーガルズ(中地区2位)とそれぞれ対戦する。ファイナルステージ進出のためには、リーグ4連覇中のオービックへの勝利が必要。「1週おいて試合を迎える。切り替えていきたい」(須永HD)。