日本フットサルリーグ(Fリーグ)第32節が2月7日、町田市立総合体育館(町田市南成瀬5)で行われ、ペスカドーラ町田はバサジィ大分に2対4で敗れた。観客数は1304人。
イゴール選手離脱後の連敗でプレーオフ進出を逃し、関野淳太監督が辞任。前節はクラブワースト記録の8連敗。苦境から抜け出せない町田が臨む今シーズン最後のホーム2連戦の初戦。サポーターらは暖かい声援と励ましの言葉で選手らを迎えた。試合前には横江怜選手の200試合出場達成で北澤豪さんが花束を贈呈した。
大分は引き分けをはさんで6連勝中。プレーオフ進出を決めて現在2位。試合は前半、チームの勢いそのままに大分が2得点。町田も後半開始直後、コーナーキックから篠崎隆樹選手が合わせて1点差とする。
町田はラインを下げ、ボールを保持して攻撃の機会をうかがうも、大分の前線からの激しいプレスに耐えられず、再び失点。パワープレーで金山友紀選手がシュートを決めるなど反撃を試みるがタイムアップ。連敗を止めることはできなかった。
試合後、町田の岡山孝介監督は「(選手が)1対1で負けて失点してしまった。うちがペースをつかむ前の失点で試合をコントロールされた。選手は練習での力が発揮できていない。来週は気持ちを前面に出して勝つために全力を尽くす」と話す。
キャプテンの金山友紀選手は「たくさんの人が見に来てくれているのに、もっとやらなければいけなかった。それができなかったのが悔しい。次は(引退を表明している)大地悟選手の最後の試合。このメンバーで戦うのも最後になる。彼のためにも勝ちたい」と誓った。
次のホームゲームは今季最終戦。2月15日、シュライカー大阪と対戦する。