町田に「辛味」にこだわるラーメン店-とんこつ、海鮮塩の2種類を提供

濃厚豚骨辛麺「山」(左)、濃縮磯風味辛麺「海」(右)

濃厚豚骨辛麺「山」(左)、濃縮磯風味辛麺「海」(右)

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 JR町田駅そばに5月20日、ラーメン店「辛麺 真空(からめんしんくう)」(町田市原町田4、TEL 042-720-3560)がオープンした。

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 店舗面積は10坪で、木材や和紙の質感を生かした清涼感を感じさせる店内にカウンター13席を配置する。

 メーンメニューは、濃厚豚骨辛麺「山」(700円)と濃縮磯風味辛麺「海」(750円)。「山」は、濃厚な豚骨スープに、辛味が強く風味の良い国産本鷹唐辛子など数種類の唐辛子と肉や香味野菜のうま味を抽出した「真空辛玉」を加えることで、「辛いだけではなく、スープの旨味を最大限引き出す」(同店)という。ムチムチと弾力のある極太麺に、炙りトロ豚、極太もやし、水菜をトッピングする。

 「海」は、三重産のアサリに極太昆布とサバ節の一番だしを合わせ、ゲラント海塩など数種類の天然塩で味を整えたスープに、ほのかに甘みが感じられるマイルドな辛さの韓国産唐辛子など数種類の唐辛子と天干しむき海老のうま味と風味を抽出した「真空辛油」を加える。麺は、平打縮れ麺で、三重産のあおさノリと殻付きアサリなどをトッピングする。「磯の風味が立ち込める辛い塩ラーメン」(同店)。

 オーナーの森田弘店長の前職は外資系コンサルティング会社のマーケティング担当。「仕事はとても忙しく、ストレスが多かった。癒しを求めて銭湯に通っていたが、明日の活力につながるリフレッシュが大事だと気付いた。『もうちょっと頑張ってみようか』と感じてもらえるラーメンを作りたいと考えた」。もともと料理が趣味で、辛いもの好きだという森田さん。「辛さにはいろいろな種類がある。スープのうま味を引き出す辛味の研究を積み重ねた」。

 町田への出店について、「辛いラーメンはニッチなので広い商圏が必要。渋谷、新宿、立川、吉祥寺などと比較検討しながら、駅に近い物件を探した。うまいラーメンは当たり前で競合も多いので、『店に行かない理由』をなくすことにした。当店は20~30歳代の男性サラリーマンをターゲットにするが、次回彼女や上司などと来店した時に、彼ら向きのあっさりとした塩ラーメンも用意している」と説明する。

 今後の展開について、「週末の夜に営業時間を延長して、スパイシーヌードルバーを開く予定。お酒を飲んだ後にぴったりのラーメンを提供したい。オリジナルにこだわり、純粋なものを提供していきたい」と意気込みをみせる。

 営業時間は11時~23時。スープなくなり次第終了する。

関連写真 「辛麺 真空」の店内辛麺 真空白河ラーメンの有名店「一番・胤暢番」が町田に移転(町田経済新聞)

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