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相模原で「金魚玉手箱」展-パールエドニシキなど珍種も

「日本に数匹しかいない」というパールエドニシキ

「日本に数匹しかいない」というパールエドニシキ

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 1500年以上前からペットとして飼われている「金魚」の魅力を紹介する企画展が3月17日、相模川ふれあい科学館(相模原市中央区水郷田名1、TEL 042-762-2110)で始まった。

展示風景

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 金魚の原産地は中国で、西暦3~4世紀頃に突然変異した赤いフナが採取されたことが起源になったといわれている。約1500年前にはすでに飼育され、その美しさに魅了された人々が、新たな変種同士を交配させることなどで、長い年月をかけて様々な品種が生み出された。日本へは室町時代に渡来し、現在では多くの愛好家だけでなく、一般にも広く愛される定番ペットの代表になっている。

 同展は、インドネシアで昨年生産されたばかりの最新品種で、一般に流通することは現状ないという「パールエドニシキ」、極少数の愛好家のみで産出されている「ネコガシラ」、系統維持が危惧されている「ギンギョ」など「日本に数匹しかいない」という珍しい品種を含め、25品種以上、約100点を生体展示。

 品種によって異なるという鑑賞方法を解説するほか、展示期間中の週末には金魚愛好家による講演会、金魚の飼い方講座、金魚即売会などを開く。

 「来館者が童話の世界の主人公になったような気持ちで会場をめぐる演出を施した。あたたかな春の日差しのもとで、華やかな金魚の世界を満喫いただければ」と広報宣伝担当の狭間さん。

 開催時間は9時30分~16時30分。月曜休館(祝日、ゴールデンウィーク期間などは開館)。入館料は、高校生以上=300円、小・中学生=100円、65歳以上=150円、幼児無料。5月10日まで。

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