J3リーグ第3節が4月5日、相模原ギオンスタジアムで行われ、SC相模原はグルージャ盛岡に1対1で引き分けた。入場者数は1660人。
2試合連続で立ち上がりに失点している相模原は前半、優勢に試合を進めると26分、MF曽我部慶太選手がゴール前のこぼれ球を押しこみ先制する。後半、相模原の辛島啓珠監督は足の不調を訴えたFW高原直泰選手に代えて、DFフェアーモービー選手を投入。システムを4バックから3バックに変更する。
しかし、この変更が裏目に出る。「前半は相模原に主導権を握られていたが、後半、(前節の)富山戦と同じ3バックになり、やりやすくなった」(盛岡の鳴尾直軌監督)と振り返ったように、相模原のプレスがかからなくなり、盛岡が再三チャンスつくると64分に同点に追いつく。さらに失点のピンチを迎えた辛島監督はシステムを4バックに戻し、攻勢に転じるも得点には至らなかった。
試合後、辛島監督は「後半のシステム変更がいい流れにならず、選手の混乱を招いてしまった。違う手を打てば、違う結果になっていたかもしれない。反省しなければならない」と悔やんだ。
相模原の次のホームゲームは4月19日、FC町田ゼルビアと対戦する。