J3リーグ第15節が6月7日、相模原ギオンスタジアムで行われ、SC相模原はFC琉球に1対1で引き分けた。入場者数は2049人。
2連勝で4位・相模原と9位・琉球との1ヵ月ぶりの対戦。前回は琉球が勝利している。前半、相模原は運動量で勝る琉球に押し込まれると19分、MF富所悠にFKを直接決められて0対1で折り返す。
前回と同じような内容に相模原の辛島啓珠監督は「このままズルズルといくわけにはいかない」と後半59分、スピードのあるFWレオジーニョを投入。風下を生かして琉球DFラインの裏を狙う。すると後半79分、MF曽我部慶太の左からのクロスをレオジーニョが頭で合わせて追いつく。その後は互いにチャンスをつくるも決めきれずに勝ち点1を分けあった。
試合後、琉球の薩川了洋監督は「完璧に崩せていたのでフィニッシュの質が良ければ3、4点は取れていた。風が強いアウェーでの勝ち点1は最低限の仕事」と振り返った。
辛島監督は「今日は結果がほしかった。前半はミスが多く、いい内容ではなかったが、後半は選手交代により運動量を増やした。先制されてからメンバー交代で1点返して、チャンスをつくれたのは今までにない状況で今後につながる」などと話した。
相模原の次のホームゲームは6月21日、ブラウブリッツ秋田と対戦する。