J3リーグ第21節が7月19日、町田市立陸上競技場で行われ、FC町田ゼルビアはJリーグ・アンダー22選抜(J-22)に3対1で勝利した。入場者数は2848人。
町田は3勝1分、14得点1失点と相性のいいJ-22に対し、前半は攻めきれずに無得点。ハームタイム、相馬直樹監督は「ゴールでしっかり終わろう」と指示。後半開始早々、MF鈴木崇文が右サイドから強烈なシュートを叩き込み先制。町田の攻勢を凌いだJ-22も59分、FW杉森考起(名古屋グランパス)の左足ハーフボレーで追いつく。
相馬監督は、FW重松健太郎に代えてMF宮崎泰右を、FW久木野聡に代えてFW鈴木孝司を次々と投入。「若くて運動量が多いJ-22の攻撃を早く切らないといけない。こちらも変化をつけて点を取りにいかなければならない状況だった」(相馬監督)。
67分、鈴木崇が左サイドから中央へドリブルで切れ込み、GKの脇を抜く2点目のシュートを流し込む。89分にも鈴木崇が中央からのパスをトラップで反転し、ゴール左隅に技ありのゴールを決めて自身2回目のハットトリック。相馬監督の誕生日を白星で飾った。
「暑さで重苦しい展開。後半同点にされて足が止まり始めてきたなか、少ないチャンスを崇文が決めてくれた」と相馬監督。
町田は2位をキープ。次のホームゲームは7月29日、グルージャ盛岡と対戦する。