FC町田ゼルビア、さいたまSCと引き分け-またも終了間際に失点

試合後、悔しそうな表情を浮かべる選手たち ©安孫子卓郎

試合後、悔しそうな表情を浮かべる選手たち ©安孫子卓郎

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 関東リーグ1部・後期第3節が6月15日、鴻巣市立陸上競技場(埼玉県)で行われ、FC町田ゼルビアはさいたまSCと1対1(前半0対1)で引き分けた。

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 キックオフからゼルビアは積極的なプレスをかけ、高い位置でのパスカットからさいたまSC陣内へと圧倒的に攻め込むが、さいたまSCはゴール前にディフェンス5枚を並べ、攻撃1人を残して自陣を固める。前半37分、MF石堂選手の右コーナーキックにゴール前で競り勝ったDF雑賀が頭で合わせ、ようやく先制。その後、さいたまSCの反撃もGK田中選手の好セーブで前半を終了。

 後半もMF蒲原選手やMF酒井選手らが積極的に飛び出して起点となり、圧倒的にゲームを支配するがゴールを決められず時間が推移。すると後半41分、相手右コーナーキックからゴール中央混戦のなか、こぼれ球を押し込まれ失点。ゼルビアはFW柏木選手・ジョズエ選手を投入し攻勢に出るものの固い守りを崩せないまま試合終了。シュート数がゼルビア24本に対し、さいたまSCが7本とゲームの大半を支配しながら、ここ7試合で6回目となる終了間際の失点で手中の勝利を逃した。

 第3節の結果、2位のY.S.C.Cが勝ったため、勝点差は再び7に縮まった。次節、「Y.S.C.Cの負け、日立栃木の引き分け以下」でゼルビアが勝てば優勝が決定する。

 次節は22日13時、町田市立陸上競技場(野津田町)の東邦チタニウム戦。ゼルビアは、過去最高観客数2,500人(5月18日)を超える関東リーグ史上初の3,000人を目標とする「インパクト3000!大作戦」に取り組むほか、競技場内でのビールの販売を開始する。

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